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月と常夜灯

常夜灯系作家・結来月ひろはの公式サイト

誕生日に死ねと言われた話

※タイトルにもあるように「誕生日に死ねと言われた時の話」になります。

※いじめに関すること・自殺に関することふれているのでに、そうした内容が苦手な方は閲覧をお控えください。気分がいい話ではないので読まれる際は無理はなさらないようにしてください。

※某ドラマでも主人公が言っていたように「いじめの加害者はたとえ被害者が死んでもノーダメージで、被害者のことなんか忘れてのうのうと笑って過ごすだけなので、そんなやつのためにどうか死なないでほしい」ということを伝えたくて、このブログを書きました。
この記事がしんどい思いをしている人に少しでも寄り添えるものになれば幸いです。
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『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』感想と考察(2/12追記)

『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』見られましたか?

私は見に行きました。もうよかった、すごくよかった、泣きました。
初めて同じ映画をもう1度見に行く経験をして、2回目も泣きました。
(第4弾特典の話を聞いて、もう1回行ってきました!キャラクターデザインの谷田部透湖さんの描かれる表情、とくに笑顔がすごく好きなので特典いただけて嬉しいです。ありがとうございます)

そして「上映終了までにもう1回見たい!!」と思い(ラスト)入村してきました。
回数を重ねるほど、新しい発見やいろいろ考えさせられることがあって、本当にこの作品に出会えてよかったと思います。素晴らしい作品をありがとうございます。

そんな、ただのオタクとして感想やら考察やらを語るだけの記事です。
まだ見てない人はネタバレもあるので避けてください。
初見の人にはできるだけネタバレなしで見てほしい!!

いろいろ語ってますが、あくまでも個人的な感想・考察です。
「人の数だけ感想や考察があるし、あっていい」と個人的に思っているのと、いろいろな視点からの考察を見るのも好きなので、そんなかんじで読んでください。あとパンフレットは売り切れだったので手元にまだありません。


そして、この作品がきっかけで「いろいろな考察が出てくる作品が好きなんだ」と知り「自分の作品で考察してもらっているのを見る」という夢や、やりたいこともできました。
ありがとうございます。

あとシナリオブックを!!シナリオブックを出してください、公式様!!
グッズも大変嬉しいのですが、シナリオブックも欲しいです、公式様!!



2023年もよろしくお願いいたします

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になり、ありがとうございました。

昨年は初めてのオリジナル単著となる『いけよし!花咲中学華道部』を出版することができました。ずっと書きたいと思っていた「華道部」を題材とした作品を作品・本という形にできたこと、とても嬉しく思っています。

また読者の方から嬉しい感想や作品のイラストもいただき、テストの問題にも使っていただきました。中でも「読者の方に作品のイラストを描いてもらうこと」は憧れのひとつでもあったので、すごく嬉しかったです。本当にありがとうございました。

小説関連以外では非公開案件ではありますが、ゲーム・漫画の二次翻訳を担当させていただいております。素敵な作品をお届けする手伝いができ、とても嬉しいです。

今年もいろいろな作品をお届けできればと思いますので、応援いただけますと幸いです。
2023年も引き続き、よろしくお願いいたします。



Twitterの「#いいねの数だけ2023年にやりたいことを挙げていく」タグでもお話していましたが『いけよし!花咲中学華道部』続巻をお届けしたいという他に、新しい作品やノベライズもお届けできればと思っています。

あとはタグなどでもお話しているように博物館や美術館などが好きなので、博物館や美術館などに関連した執筆関連のお仕事をしてみたいです。

ありがたいことにいくつかお知らせができる予定もありますので、まずはそちらについてお知らせができるよう、頑張りたいと思います。

皆さんにとって、素敵な1年になりますように。

先生嫌いだった私が「先生」だった頃の話


先日、大学時代からお世話になっている先生と数年ぶりに会いました。
この先生は理不尽な出来事があった時に私に対して「我慢をしろ」と言わずに、失礼な言葉を投げてきた相手を怒ってくれた、初めての先生でした。

この出来事だけでなくて、これまで積み重ねられてきたことや考え方も尊敬している、私が心から「先生」と呼べる人です。

先生も怒ってくれた時のことは覚えていてくれて、ようやくお礼を言うことができました。
当時はこんな先生がいるのかとびっくりして、まともにお礼が言えなかったので。

「あなたさえ我慢していれば面倒ごとも問題もないのだから我慢しろ」
これまでに出会った先生はこんなスタンスや、こういうことを直接言ってくる人がほとんどだっで、私は大学でこの先生と出会うまで「先生」が嫌いでした。



そんな私ですが、いろいろな縁があって塾で先生をしていたことがあります。
なんでと、そう思われるかもしれませんが、自分が一番なんでなんと思いました。

「こんな自分に先生がつとまるのか」

やることになったからには責任をもってやろうと、いろいろ準備はしていました。
けれど学生時代の経験がその後に良くも悪くも響いてしまうことがあると知っているからこそ、自分が「先生」と呼ばれる立場になっていいのか不安でした。

初めての授業の日、私を待っていた生徒さん達はとても素敵な人で、きちんと話を聞いて、きちんと宿題もやってきてくれる、いわゆる「いい生徒」でもありました。
でも「先生」という人に対して、どこか不信感があるようなところが気になりました。

教えるべきことを教えていれば、それでいい。
そうとわかってはいたものの、それはなんだか嫌でした。
嫌いな先生達のようにはなりたくない、そんな思いもあったのだと思います。
でも、それ以上にそのまま知らんぷりはしたくはなくて「自分にできる範囲できちんと向き合おう」と決めました。

向き合うとは言っても、私はとくべつなことができるわけでも、面白い話が得意なわけでもなくて。じゃあ、なにをしたのかというと、きちんとあいさつをしたり「今、どんなことが流行ってるん?」と当たり障りのない話をしてみたり、本当にちょっとしたことでした。

それしかできなかったものの、そんなことを続けているうちに、少しずつ生徒さん達も好きな人や好きなものの話、今学校で流行っているものの話、学校であった話、いろいろな話をしてくれるようになりました。

塾という場所は学校と似ているけど学校ではなくて、でも学校の延長のような場所でもあって、少しふしぎな場所だと思います。
そんな場所で出会った、これまたよくわからない私のような、一応先生という立場の人間に話をするのは「この人、大丈夫なんやろか?」をはじめ、いろいろな思いもあったのではと思います。

けれど、そんな中でいろいろな話をしてくれた嬉しさは、今も覚えています。
将来の夢を聞かせてくれた生徒さんや学校であった嬉しい出来事を報告してくれる生徒さん、ファンレターやメールの書き方を教えてほしいと休憩時間に来てくれた生徒さん、作文の授業を通じて書くことに興味を持って物語の書き方を教えてほしいと言ってくれた生徒さんもいました。



たくさんのことを経験していく中で、なんとなくしんどいなという時に「そう言えば、なんかいろいろな話をした変な先生がいたな」と。
どうしようもなくしょうもない、理不尽な先生に出会ってしまった時に「なんかあんな先生もいたし、もっといい先生もいるかもしれない」とふと思い出してもらえたら。

決してできた先生ではなかったけれど、先生嫌いだった私が先生だった意味はあるのではないかとそう思います。

生徒さん達が覚えていなくても、それはそれでいいんです。
楽しいことをどんどん上書きしていってほしい「上書き上等!」という気持ちもあります。

ふと思い出すことがあっても、思い出すことがなかったとしても。
これから進む道にたくさんの幸せがあることを心から願っています。

初めて刀剣乱舞ミュージカル『静かの海のパライソ』を見た話と感想

「おすすめの2.5次元ミュージカルを教えて下さい」

少し前にそんなツイートをした際に教えてもらったひとつが刀剣乱舞ミュージカルでした。
私の『刀剣乱舞』はゲームをしていたのとアニメ(活劇・花丸)を見ていてキャラは知っているくらいで、ミュージカルについては「TLでよく見る、とにかくすごい舞台らしい」でした。

「せっかくおすすめてもらったし見たい」と思っていたところにライブビューイングのお誘いをいただき『静かの海のパライソ』の大千秋楽のライブビューイングに参加しました!

この記事は初めて刀剣乱舞ミュージカルを見た、いちオタクの感想レポになります。

・メモは取っていないため、台詞などはニュアンス的なものになります。
・記憶がとんでいる部分・ストーリーが前後している部分は脳内補完して下さい。
・ぼかせるところはぼかしていますが、ネタバレが苦手な方はご注意下さい。
・こちらはあくまでも個人的な感想・考えになります。
・刀剣男士はキャラ名(の一部)で呼んでいます。

        
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