コラム 2019/12/31 2019年ありがとうございました 早いもので、気づけば2019年も残すところ、少しとなりました。 2019年はどんな1年だったのか。 少し振り返っていきたいと思います。 インタビューをしていただいたり、書いてみたいと思っていた児童向け作品を執筆させていただいたり、お声がけをいただいて素敵なものを見させていただいたりと初めて経験することが多かったです。 この他にも色々なことをさせていただいて、とても充実した1年であるとともに「変化」を感じた1年でもありました。 中でも大きかったのは、インタビューで自身のことをお話させてもらったことです。 「自分自身のことを話す」は苦手としてたことでした。それでも自分なりに少しでも何かを伝えることができれば、何かになればと思ってお話させてもらいました。 個人的なことですが、私の誕生日は9月1日、新学期が始まる日です。 その日はまたあの毎日が始まる日で、まわりからは「学校が始まるのがいやだ」という言葉が多く聞こえてきて。 そんな誕生日が嫌いで、私にとっては嫌なことがまた続いていく日になっていました。 おめでとうの言葉は嬉しいと思いながらも、自分で自分の誕生日を祝うことはできなくなっていました。 けれど今年は自分で自分の誕生日を祝うことができました。大人になるにつれて「おめでとう」を言ってくれる人が少なくなっていく中で、自分で自分に「おめでとう」と思えたことに驚きながらも嬉しく思いました。 そして今年は児童向け作品も初めて執筆させていただきました。 短編集の中の6作品という形ですが、私にとっては初めてのオリジナル作品になります。 担当さんから執筆のお話をいただいた時にとても嬉しかったことを、今でも覚えています。 結来月ひろはとして執筆をさせていただくようになってから、本当に色々なことがありました。 身内が亡くなるなど悲しいことが続いて、ひどく落ち込み「もう自分は駄目かもしれない」と思っていた頃もありました。 そんな私が作家としてここにいられるのは、作品を読んで下さった方や応援して下さる方、素敵な担当さん、私のまわりの素敵な方達、そして素敵な作品をつくって下さる方達のおかげです。 たくさんの方に支えられて、素敵な作品から元気をもらって、私はここにいます。 本当にありがとうございます。 2020年も色々な作品を執筆していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 2020年が皆様にとって、よい1年となりますように。 結来月ひろは PR